3・11ラスト世紀
3月11日

午後14時46分


悲しみの波が押し寄せて


僕の街は無くなった


IHateYou

まるでいつか無くした世界の色だ

誰に伝わるまでもない

僕は言った

IHateYou

時は無常に過ぎた

「あぁ...もう発車のベルだ」



IHateYou

それはそれはそれは些細な物語

アラームを設定

想定した
生きている明日を


IHateYou

永遠はないんだ

つまり現実は幻想だ


そういつか全て忘れてしまうなら

身体に溶けた君も夢になる

灰になって初めて気付くだろう

嘘も真実も善悪すらも...

何が残るんだろう

青に溶けるだけ



eternal is null

まるでいつか無くした世界の色だ

あわよくばこの詩だけでも残ればいいと願う


eternal is null

空は無常すぎた

残酷なまでにただ美しかった


夢の中だと気付いた瞬間にヨコシマな事すら出来ちゃうように

ソレと同じ世界

はかなさに身を委ねてるだけ



嗚呼...


いつか全て終わる日がくるのに


嗚呼...



でも君が笑えばほら

まるで永遠みたいだよね


そういつか全て忘れてしまうだろ

でも君が隣で笑うだけで...

もうこれ以上の答えはこの世界には残されていないと気付いたから愛しくて



気付いたから切なくて




もう何もいらないや




僕にとっての永遠は君なんだろう