崩れてしまいそうで どうだっていいそんな時に
鳴りやまない雨の中 音だけが止んでいた
掌に広がり出す その光が眩しすぎて
今奇跡が溢れだす ど真ん中を垣間見たようで
今度は僕が傘にそう思うよ
なぞれば揺らぎそうな 琥珀色僕はまだ
飲み込んで吐き出すだけの サイクルに乗り切れない
大袈裟に踏み出して 交われば嘆く事も
はべることもあるだろう やり場もなく それでいて美しい
それぞれの愛があるね そう思わないか?
欠けた空が蘇る さぁ飛跡よ弧を描け
誰かの手に灯せたら この世界も優しさに満ちてく
終わりを受けても 孤独の中でも
誰かの傘になれる そう思うよ